みなさん今年のバレンタインデーはいかがお過ごしされましたか?
今年は関西ではもっさり雪が降って、通勤するのも大変な1日となっておりました、、。
そんな中お店までお買いものに来ていただいた方々には感謝、感謝ですね。
さて、そんなキビシイ冬も後しばらくです。
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さて今回で第9回目となるお題は前回予告を入れておいた
「エイズ指標疾患」についてです。
ちょっとした復習となりますがエイズ患者と認定される定義は何であったかおわかりになりますか?
HIVに感染している人=エイズ患者ではありませんよ。
では何か?と言うと、今回のお題でもあり現在23種ある指標疾患の認定を受けた方がエイズ患者と認定されます。
さてさて、みなさんここから難しいですよ。いいですか?
・・・じゃ行きます。
まず23種全部あげてみましょう。
- ・カンジダ症 ・クリプトコッカス症 ・ニューモシスチス肺炎 ・コクシジオイデス症 ・ヒストプラズマ症 ・クリプトスポリジウム症
- ・トキソプラズマ脳症 ・イソスポラ症 ・非結核性抗酸菌症 ・化膿性細菌感染症 ・活動性結核 ・サルモネラ菌血症
- ・サイトメガロウイルス感染症 ・単純ヘルペスウイルス感染症 ・進行性多巣性白質脳症 ・カポジ肉腫 ・原発性脳リンパ腫
- ・非ホジキンリンパ腫 ・浸潤性子宮頸癌 ・反復性肺炎 ・リンパ性間質性肺炎/肺リンパ過形成:LIP/PLH complex
- ・HIV脳症 ・HIV消耗症候群
- 普段耳にしない病名ばかりですね。私、医学に精通してる訳ではないんで、もうさっぱりです、、、。まぁネットで調べるといろいろ詳しく紹介されてますから参考にて下さい。
- さてこの23種は健康でであれば簡単に感染したり発症しない病気なのです。
- 参考データが2010年のものですが、この23種を発症率の高い順からみてみると、
- 1 (43%): ニューモシスティス肺炎
- 2 (20%): カンジダ症
- 3 (11%): サイトメガロウイルス感染症
- 4 ( 6%): HIV消耗性症候群
5 ( 3%): 活動性結核 - 以下1%前後となってました。上位5種だけで83%にものぼり、その半分が「ニューモシスティス肺炎」となってますね。
- では発症率No.1の「ニューモシスティス肺炎」とは?ですが、実はこの菌は健康な人の体内にも存在しています。分類的はカビだそうです。だけど日頃は免疫力が働いて増殖を抑えているんです。ですが免疫力が低下すると発症することがあるそうで、熱・咳・呼吸困難などを引き起こします。
- 発見が早く適切な治療をすれば治りますが、発見が遅れたり治療が不適切だと死亡することもさえも、、、。
- 症状があった場合、HIV可能性も考えられますので、合わせて検査をされることお勧めします。
- 続いてNo.2の「カンジダ症」です。こちらも分類的にカビだそうです。そしてあなたのの皮膚や口の中や消化器などにいらっしゃいます。
- この人の体に常に存在する菌を「常在菌」と呼び、人を助ける善玉菌と人に害なす悪玉菌などバラテティ豊かな菌がいっぱいです。
- これも日頃は免疫力で増殖を抑えていて低下すると発症します。
- で、このカンジダ症の症状についてはいくつかありまして、男性・女性それぞれの性器にも症状は現れます。男性の場合それと気づかないこともあるようでセックスした際、女性にうつしてしまうこともあるようです。女性の場合少し大変らしく、かゆみや痛みがあるようです。ただし性器にでる症状はエイズ指標疾患にはならないそうです。
- 肺や気管支・食道などに症状が出た場合エイズ指標疾患とされるそうです。この場合食べ物を飲み込めなくなったり、胸などに痛みが出るそうです。
- 上位2種を主に紹介しましたが、発症率の高いものはすでに皆さんの体の中にある菌が原因となっているわけです。
- どちらも早期発見、早期治療が大事で、エイズ発症前の治療の方が、発症後より生存率が高いわけです。現在HIV感染者でないと思っている人でも発症してからそれとわかった人もいるそうです。
- みなさんも無茶をせず健やかな毎日と健全な”性活”を心がけましょう。