ども、ピエールです。
先日5月4日に「ロフトプラスワンWEST」で開催されたトークイベント
初期スタッフ勢揃いで語るマニアAVの極北「V&Rプランニング」創業30周年記念ライブ!! 『安達かおる、異端AVの30年を語る!!~AV業界強制終了!?直前スペシャル』
こちらを観覧してきました!
18時開場で、終了したのはなんと23時過ぎ。
休憩を2回挟みながらの5時間という長時間ライブでしたが、途中退席もなく参加者全員がじっくり堪能した内容の濃い5時間でした。
余りの濃密さに、ピエールの文才ではとても伝え切れるもので無い!と痛感していますが、できるだけこの「語り」を伝えたいと思います。
*個人としての観覧の為、一部を除いて写真撮影などはNG環境でのリポートです。
動画で振り返るV&R30年の歴史
イベント冒頭は「鬼のドキュメンタリスト、安達かおる監督」が率いるV&Rプランニングの歴史を、作品のダイジェストを織り交ぜながら映像で綴る
『V&Rの歴史ダイジェスト版』
このスペシャルな映像鑑賞から始まります。
スーパーマーケットの経営から始まったV&R。
経営者としての「安達かおる」、監督や表現者としての「安達かおる」そしてカンパニー松尾氏・バクシーシ山下氏の「師」としての「安達かおる」を、生み出されてきたV&R作品の映像と共に知る事のできる、とても貴重な映像鑑賞でした。
「湖上の浣腸責め」など、並のイベントでは流せない映像もあり、流石はV&R!そしてこのイベントを開催した「ロフトプラスワンWEST」も流石です。
そして!なんとこの『V&Rの歴史ダイジェスト版』の解説は
【本日の催し】『安達かおる、異端AVの30年を語る!!~AV業界強制終了!?直前スペシャル!!』19時〜@ロフトプラスワンウェスト https://t.co/vxuL7jYTC6 開場の18時から『V&Rの歴史ダイジェスト版』の上映もありますのでお早めに! 解説は庵野秀明!! pic.twitter.com/bP3niJbi42
— mitutika fukuda (@mitutika) 2017年5月4日
庵野秀明監督はじめ、著名なクリエイターへの影響が多大なメーカーなんだと、改めて実感。
絶賛発売中!V&R30周年記念公式本「V&R映像 黒と白」!ヌケる白盤!問題作の黒盤!14時間収録!「V&Rの歴史」魂・革命・未来も収録!庵野秀明監督も推薦!V&R好きな方もこれで知る方も必携です! #庵野秀明https://t.co/rj72lczQ2N pic.twitter.com/f32g0iD2Sb
— V&R映像 黒と白 (@vandr30th) 2017年2月6日
ちなみに庵野秀明監督は今年の1月に発売された
についても推薦されてます!こちらも是非チェックして下さい!!
さて話を『V&Rの歴史ダイジェスト版』に戻しますが、V&Rプランニングの凄さを語る上で、携わってきた人々を抜きには語れません。
安達かおる監督を筆頭に前述のカンパニー松尾監督、バクシーシ山下監督、そして「希代の迷男優」ポンプ宇野氏などのインタビュー映像なども見れました。
ってか「全員ラスボス」やん!みたいな。
そんな人物たちが作った作品がスゴくないワケがない!
「おしっこでご飯を炊いて食べる」「ゲロ吐きかけながらレイプ」 「障がい者とのカラミ」「日雇い労働者とのカラミ」などのタブーに挑む作品。 大雪で撮影中止となり、30名が身動きとれず。なんとか山を下ろうとしたスタッフは崖下へ転落事故(ケガだけで無事ですが)で廃車三台!病院送り三名!などなど |
サラっと流してますが、とんでもない歴史を刻んできてますね(;´∀`)
そして「史上最高の大糞喰い」や「ジーザス栗と栗鼠スーパースター」などの名作ダイジェストが続きます。
もちろんド迫力の大画面放映です。
ピエール、人生で初めて
「食糞映像」を観ながらのフライドポテトを食べながらのビールを呑む!
という経験しました。
大丈夫だった自分がやや心配です(;´∀`)
そして、この貴重な「V&Rの歴史ダイジェスト版」鑑賞会が終わり、今回の司会進行を務める「Modern Freaks」の代表「福田光睦氏」の進行の元、出演者の皆様が大きな拍手の中を登場!
乾杯からのカンパニー松尾監督&バクシーシ山下監督対談 pic.twitter.com/zyYJjBi6qv
— ウィアード波形 (@weirdnamikatavr) 2017年5月4日
改めてV&Rプランニングの30周年(正確には32周年!)を乾杯でお祝いしました!
ここで安達かおる監督から観客へ向けてのご挨拶。
引退は正直考えたりもするが、体が動く限りは撮ります。
と、ファンにとっては嬉しい宣言も頂きました。
次いで「カンパニー松尾監督」と「バクシーシ山下監督」の”愛弟子”二人による座談トークへ。
「互いの作品からベストを選んで紹介する」というお題で始まったトークライブ。
カンパニー松尾監督は「女犯3」を、バクシーシ山下監督は、「私を女優にして下さい」をチョイス!
各々の作品を流しつつ当時の売上本数や(スゴイ販売数でした)男優さんの裏話や、安達監督からの
「たとえ飛行機で行っても地方にいったら駅を撮れ!」
などの撮影指南秘話や、普段は人の作品をあまり見ない安達監督だが、カンパニー松尾監督が自身の作品(若奥様ゴルフレッスン)を編集中、たまたま後ろを通りがかった安達監督が映像を見て
「いや、それ(その演出)は嘘だろう」
と怒られた思い出だとか、男優(社員)と一緒にカラミに入る若かりし安達監督の精悍さを褒め称えたりなど、なかなかの暴露っぷりなトークライブで、これには会場からも笑いが漏れましたw
とくに「口中暴力」の撮影エピソードがむっちゃ面白かったです
撮影のきっかけは主演女優さんの「みみずまみれでオナニーがしたい」で決まったが、ミミズをどっから用意するのかわからず、釣り餌の「りんたろうミミズ」を大量に買い占めて用意。 だがセッティングに丸一日かかり、せっかく用意したミミズが弱り切ってしまい大変!ゴカイはすでに全滅!おかげで凄まじい異臭の中での撮影で大変だった |
そのクサい中、若い頃の加藤鷹さんのプロ根性や最後のシーンで安達監督が女優さんに
「ミミズでオナニーと加藤鷹とのセックス、どっちが良かった?」
という質問に対して、女優さんの「セックス・・・かも?」の答えに
「嘘つけ!」と瞬時に蹴り飛ばすシーンが最高にツボりました!
さすが安達監督、マジパネェです!
そしてお二方にとっての「安達かおる監督とは?」
・唯一の師匠
・面白い大人 ・くさいものにふたをしないどころか開けに行く人物である |
「羨ましいくらいの師弟愛」溢れる返答でトークの締めとなりました。
ここまで約2時間ちょい?あっという間ですがまだまだ今日は終わりません!
が、流石に長いので後半へ続く!!