ども、ピエールです!
「V&Rプランニング」創業30周年記念ライブリポートの後編です。
前編はV&Rプランニングの歴史についてを知る時間でしたが、ここからは「今」を知る時間となります。
そう!今回のイベントの目玉でもある、桜夜まよいさん主演の作品、その公開撮影の時間です!
安達監督が演出、カメラ、進行をして、カンパニー松尾監督、バクシーシ山下監督、さいゆ~き監督が照明、音声、コード係に徹するという、まさに
V&Rドリームチーム
ちなみにカンパニー松尾監督、なんと当時のスタッフジャンパー(名前入り)を持参する徹底した「助手っぷり」でした。愛が溢れ過ぎでしょう!
そして撮影前の演出打ち合わせ等、撮影支度が整い・・・・いよいよ撮影開始!
「オラァ!」と男優さんを張り飛ばす桜夜まよいさん!さっきまでの可愛らしさはドコいったの!?という桜夜まよいさんの迫真の演技!
顔面騎乗で悶える男優!監督から飛び出す指示!それをサポートするお三方!
AV撮影現場を見るのは、流石のピエールも初めての経験でしたが
ものスゴイ緊張感でした!
っていうか多分ですが・・・
この面子だから余計にスゴイ緊張感なんでしょうね(;´∀`)
内容としてはネタバレになっちゃうので言えませんがイイモン見せてもらいました!
15分くらいだったでしょうか。。。見入ってたのであっちゅー間に撮影終了!
大きな拍手のあと、一旦撮影機材の片づけなどで小休憩を挟み、続いて安達監督による女優論をお聞かせ頂きました。
安達かおる監督が語る女優論。まよいちゃんとさいゆ〜き監督登壇 pic.twitter.com/kXXVgttpuO
— ウィアード波形 (@weirdnamikatavr) 2017年5月4日
印象に残ったのは安達監督の
”桜夜さんは一緒に作品をつくっている実感が持てる稀な女優さん”
という監督の言葉、撮影を見る前なら全然理解が出来なかったかもですが、撮影中の「意思の受け渡し」みたいな光景を見ると納得。
これについて桜夜さんは
「何事もちゃんと確認をしてくれるメーカーさんで、撮影に対しての安心感が他とは段違いで、何も確認せずに撮影にいけるメーカーさんです」
と、相思相愛っぷりを見せてくれました。
そんな関係の中でも、「これは嫌だった撮影は無かったですか?」という質問には
「トンネルでの撮影だったんですが、 片方土砂崩れで塞がっていて中は 真っ暗! その中に入って撮影するんですが・・・中から何か足音みたいなのが聞こえて来て、もう怖くてコレだけは嫌でした!」
というエピソードが。
っていうか有名な心霊スポットらしいです。
ちなみにその作品はとことんアナルな作品だったらしいので、幽霊もV&R作品の前では逃げ出したかもしれません(;´∀`)
ちなみに桜夜さん、安達監督がこれまで撮影してきた女優さんの中では、起用数がダントツ1位!
メーカー初のVR作品も彼女の起用するなど、全幅の信頼を寄せているのですが、その理由を監督に聞くと
「うんこのVR作品がまだないならV&Rが世界で初めて作る!!でも。。。。ノウハウも持ってないし、撮影でグダグダする可能性も・・・よし、これはもう桜夜さんだ!桜夜さんなら自然便で極太うんこを出せて、なおかつ初めてのVR撮影で手間取っても桜夜さんなら一緒に頑張っていける!てか許してくれる!、多少グダグダしてもきっと許してくれる!」
という若干甘えた理由もあったそうですw
そんな桜夜さんの、今回の公開撮影の作品は「強制飲尿学園」というタイトルで7月リリース予定ですので、是非とも夢創庫でお買い求めください!
さてはて、監督と女優さんという、AVにおいて重要なポジションを担うお二人の話の後は、「クリエイターとして」の目線で語って頂いた、作家の花房観音先生のお話となります。
作家 花房観音さんが語るV&R作品「わくわく不倫講座」上映中 pic.twitter.com/8pngDyoo4J
— ウィアード波形 (@weirdnamikatavr) 2017年5月4日
花房観音先生曰く、自分自身の作品について語る時、絶対に「V&R」の存在を抜きには説明が出来ない、それくらい影響を受けたし、他にもいっぱい影響を受けたクリエイターがいる。とにかく影響力がスゴい!と熱弁しておられました。
そうですよね、だってあの庵野監督も絶賛してんですから!
安達監督は「花房先生の小説はセックスと愛がリンクしない描写にグッとくる」
と、これまたカッコイイ感想!
「愛とセックスは切り離したほうがいい」
「愛をキレイに描けない。」
と持論を交わしていくお二人はまさに「表現者」で、なんかもうカッコイイしか思い浮かびませんでした。
そんな花房先生の単行本「色仏」は今月11日に発売なので、気になった方はそちらも是非!
さて、もう書くこと多すぎて大変なイベント(でもこれでも大分端折ってます!)が、いよいよイベント終焉の時間となってきました。
最後に安達監督の、業界に対しての「想い」を聞かせて頂きました。
とてもざっくりですが、自身も販売という形態で携わっているだけに、色々と考えないとな・・・と思います。
特に昨今の女優さんの出演強要問題にも触れられたのは印象深く残りました。
業界に規制が増えてきた気がする。 表現が狭くなってきた。でも自分たちにも原因がある。 撮影が風俗のシステムのように感じる事がある。女優さんは良くも悪くも設定されたシステムの中でセックスをしてお金を貰うという、ある意味で流れ作業?のような感じ。作品を作るという感じが薄れていく事に寂しさと懸念を感じる。 |
と、今の業界について大きな懸念を抱いておられますが、そこは安達監督、それでも
僭越ですが、素人には撮れない作品を作っていく
と抗い、穿ち、作っていく気迫は薄れていません!
違法アップ等もあり、収録できるデータ量が増え、内容の間延びした作品が多いと言われているが、V&Rプランニングはこれからも「内容の詰まった作品」を、桜夜さんのような「一緒に作品を作っていける女優さん」や、スタッフと共に作っていく!と静かに、そしてしっかりアツく語って頂きました。
そして、イベントの締めは、安達かおる「最後の言葉」を、さいゆ~き監督が読み上げる”ビデオレター”の上映で終了いたしました。
ラストはさいゆ〜きが読み上げる安達かおる「最後の言葉」 pic.twitter.com/mcU1VXWQUp
— ウィアード波形 (@weirdnamikatavr) 2017年5月4日
名言だらけの「最後の言葉」は男としてグッっとくるモンがありましたねぇ!!
もう満足も満足!大満足!なイベントで、心配なのは帰りの電車が間に合うかどうか?くらいだったんですが、最後の最後に
ピエールに奇跡が舞い降りる。
なんと、参加者(約70名オーバー)の中から5名、今日のイベントで使った蔵出しの絶版レアなDVDが当たる抽選会でまさかの大当たり!
最初、当たった事が理解が出来なくて変な声でましたww
頂いたのは「安達監督の蹴り」が収まった作品!
そしてサインを頂き、さらに安達監督との2ショット頂きました!!!!
いやー!もう最高の気分でした!!!ヾ(*´∀`*)ノ
正直、V&Rに関しては作品もあまり見てない「ニワカ」ですが、今回のイベントですごく興味が湧きました!
旧作、新作ともに、今後はどっぷりと「アブノーマル世界」に浸かります。
これで俺の変態度は確実にレベルアップ確実(;´∀`)
駄文長文でしたが、最後まで読んで下さった方に心から感謝!
そして関係者の皆様方
本当にお疲れ様でした!!
また行きます!って次はオフ会も絶対に行くのでお願いします!
そして今回のオチ。
なんとか梅田経由で終電滑り込みセーフでしたが、電車止まってマジで帰れなくなりそうで焦りましたwww